サコフク

Barbour BEAUFORTレビュー

当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介する場合があります。

ちょい悪オヤジ

純和風なボクの顔でも英国紳士になれそう。
そう思わせてくれるジャケットを購入しました。

今回はボクの一生モノのアウターになるであろう、Barbourの「BEAUFORT」を購入しましたのでレビューします。

これ、春秋冬と3つの季節で着用できる万能戦士です。

老舗英国ブランド「Barbour」

ファッション好きな方であれば一度は耳にしたことがあるブランド「バブアー(Barbour)」。
イギリスのアウトドア用を主力とする衣料品メーカーです。

歴史は古く、1894年、ジョン・バブアーによりイングランド北東部のサウス・シールズで創業されました。
イングランドは悪天候が多く、不順な天候下で働く水夫、漁師、港湾労働者のために鱈の肝油を塗ったオイルドクロスを提供したのが始まりです。
その防水ジャケットの耐久性の高さが評判となり、イギリス王室やハンティングを楽しむ貴族、アウトドア愛好家にその製品が愛用され続けています。

また、第一次世界大戦、第二次世界大戦を通じて防水服をイギリス軍に納入されており、1987年にチャールズ3世(当時皇太子)からイギリス王室御用達の指定を受けています。

王室御用達の指定は「ロイヤルワラント」と呼ばれ、これまで認定できるのは認定できるのは、エリザベス女王・エジンバラ公(フィリップ王配)・チャールズ皇太子(新国王)の3人とされていました。
しかし2021年にフィリップ殿下が、2022年にエリザベス女王が永眠され、現在ではチャールズ新国王のみが認定できる形になっています。

いわゆる国お済み付きの、舶来品が大好きな日本人には垂涎ものなブランドです。

Barbourの二大派閥「BEAUFORT」「BEDALE」

(出典:公式ページ)

Barbourの人気モデルとして写真左の「BEAUFORT」と右の「BEDALE」があります。
それぞれ特徴は下記の点に分かれます。

  • 長さ:BEAUFORTは長めの丈であり、お尻より下までの長さがあります。 一方、BEDALEは短めの丈であり、腰まわりがすっきりとした印象です。
  • ポケットの数:BEAUFORTは大きなポケットが付いていて、荷物を多く持って歩く人には便利です。 一方、BEDALEにはポケットが少なくて、よりスマートな印象を与えます。
  • 袖口のデザイン:BEAUFORTの袖口には、手袋を着用する際にリングが付いています。 一方、BEDALEにはリングが付いておらず、袖口はシンプルなデザインになっています。
  • 背中のデザイン:BEAUFORTには、背中に膨らみがあります。これにより、背負ったリュックサックなどによる圧迫にも対応しやすくなっています。
  • シルエットの違い:BEAUFORTはややゆったりとしたシルエットであり、層を重ねて着用することができます。 一方、BEDALEはスリムなシルエットであり、スポーティーな印象を与えます。

BEAUFORTを選んだ理由

およそ1年間、「欲しい、、、でも他に良いアイテムもあるんじゃないか?」などと迷いながら、結局BEAUFORTを購入しました。
その理由は、、、

Barbourの歴史に惚れる

ボクはそのアイテムのカッコ良さはもちろんなんだけど、その歴史的背景を知って「欲しいな」と思うことが多い。
もともと悪天候を想定してできたアイテムであることからボクが志向する「どんな時でも着られる」ことに合いますし、修理しながら長く使い続けられるアイテムであることはボクのミニマリズムに通じるので、とても惹かれます。

オンオフ問わないデザイン

これは上記で説明した通りですが、天候やオンオフに関わらず着られるアイテムというのも選んだ理由。
「ビジネスウェアとはこうあるべき!!」って方からするとそれはないと思われるかもしれませんが、意外と合います。

オフでのカジュアルスタイルに合うのは当然なのですが、春先や秋口のちょっと寒いなと感じるときにサッと羽織れるのは魅力ですね。

モモ丈でスーツがはみ出ない

コスパ重視だとユニクロのウルトラライトダウンとかを着れば良いってなるんだけど、スーツの裾がハミ出てしまう、、、
ボクはどうしてもこれがダサくて許せないんです!

これがボクがBEDALEではなくBEAUFORTを選んだ大きな理由です。

真冬にはライナー装着で防寒力UP

これは好みによるのですが、暖かいパイルライナーを装着することもできます。
ライナーがあればインナーはある程度薄着でもOKですよね。

ボクは基本的に服装はレイヤリングで暖かさを調整しているので、インナーを付けることにより暖かくできることはとても助かります。

ただ、ボクはこの冬では購入していないのですが、、、
次の冬までにじっくりワードローブを考えて必要であれば購入しようかなと思います。

今考えているのはこのライナーかジャミーソンズのニットベストかの二択かなーと。

手間をかけて育てられる

手軽に着るアイテムは多々あります。ボロくなったら簡単に新しい安いアイテムに買い替えた方が時間的コストも節約できると考えます。
でも、ボクはこだわったアイテムを長く使い続けたい派。

ワックスを塗り込んだりしながら、擦り切れてもリペアしながら長く使い続けたいと思ってます。

モノを長く使うために大切なこと〜サコログ的ミニマルアイデアNo.23〜これは長く使いたい そう思って買ったけど、結局は使わなくなったモノ、多くないですか? ボクはめっちゃ多いです笑 ということで今...

着用レビュー

身長170センチ、体重64キロの一般的な中年男性ことサコログの着用感はこんな感じ。
着用してみて気づいた点は大きく4点あります。

ワンサイズ上を選んでリラックスフィット感

スーツやジャケパンの上に着るので、自分にはすこし大きめサイズ(38)を選んでます。
最近はゆったりフィットが流行しているのでプライベートでも合わせやすいです。

またBEAUFORTには3種類「通常モデル」「オーバーサイズ」「スリム」があります。
今の流行りだとオーバーサイズになるのでしょうが、ボクは長く着ることを前提としているので流行り廃りのない通常モデルをチョイスしました。

ごわつきは多少あるが、それを補って余りあるカッコ良さ

元々が天候が悪い時に着るアイテムなのでお世辞にも動きやすいものではありません。
ただ、それを補ってあまりあるカッコ良さ!
ネット上では女性にはあまりウケないデザインとのことですが、関係ありません!!

車にそのまま乗れる丈感

ボクの持っているHOUDINIのダウンは膝上くらいまで丈があるので車にそのまま乗るのはちと難しい。
でもBEAUFORTであればお尻が隠れるくらいの丈感なので着たまま車に乗っても運転しづらいということはありません(ただシワになるのがイヤなので脱いでますが笑)

ボタンを全部閉めたら超イケてる

個人的にはこの格好が好きです。
首も全て覆っているので暖かさもキープできます。
ボクはこの冬の仕事の外出はこれで過ごしました。

あとがき

結果的にボクの仕事&プライベート両方でスタメンに定着してくれました。
男らしい感じがたまらないです。
4月も中旬を超えるとなかなか着る機会もなくなってくると思うので、ワックスで手入れをしたいなーと考えてます。

BEAUFORT、買っといて損はないです!!

最後までご覧いただきありがとうございました。
そんじゃ、まったねー!!