Contents
絞り込んだボディはカッコいい
GRⅢはまさに「無骨」という言葉が似合います。
「ズームもねぇ、フラッシュねぇ、動画も撮れるが頼りねぇ」
そんな吉○三さん的な歌が聞こえてきそうな機能です。
でも、キレイなスナップショットが撮れる。
ただそれだけ。
無駄な機能を削ぎ落としたカメラ、それがGRⅢなんです。
写真素人なボクでも「キレイな写真を撮りたい」と思い、GRⅢを購入しました。
「スマホで十分綺麗な写真が撮れるよ」って言う方もいらっしゃいます。
でも撮ってみたら良さが分かります。
この記事では、写真ってスマホで撮ってるばっかりだけど、高画質なコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)が欲しいなぁと思っている方向けにGRⅢのスペック、購入動機、作例を紹介しています。
GRⅢのスペック
GRⅢの外観などの主な仕様と、カメラ初心者の方には知っておいた方が良い特徴は以下の通りです。
主な仕様
- サイズ W109.4mm × H61.9mm × D33.2mm(操作部材、突起部を除く)
- 重量 約250g(バッテリー、SDメモリーカード含む)
- 有効画素数 2424万画素
- 動画撮影 ○
- 内蔵メモリー容量 2GB
- 画面サイズ 3インチ(タッチパネル)
- 特徴 光学手ブレ補正、Bluetooth対応、電源オンから約0.8秒の高速起動 など
大きいセンサーサイズ
センサーサイズとは「撮像素子(撮像素子)の大きさ」を指します。
デジタルカメラでは、レンズから入った被写体の光をデジタル画像データに変換して出力します。
撮像素子は、そのデータ変換を行う部品になります。
フィルムカメラで言うと、フィルムの役割を果たしています。
デジタルカメラの原理としてはセンサーサイズが大きいほど光を多く集めることができ、キレイな画像をより広角で撮影することができます。
(出典:Rentio PRESS)
近年スマホのセンサーサイズは大型化が進んでおり、1.0型クラスのセンサーサイズを搭載したスマホも少なくありません。
一方GRⅢはAPS-Cサイズのセンサーを搭載しています。
フルサイズレンズほどの大きさはありませんが、より低コストで小型なカメラが作れます。
一眼ほど上質でなくても良い。その分小型なカメラが欲しいって方にはピッタリです。
ちなみに、iPhone12Proの画素数はアウトカメラ、インカメラともに1200万画素。
画素数としてはGRⅢの約1/2となっています。
ズームがない!単焦点レンズ
えっ、ズームってカメラに標準装備されてる機能じゃないの!?
いえいえ、昔はそんな機能ありませんでしたから。
GRRⅢはズームの機能がない単焦点レンズを採用しています。
言ってみれば「めっちゃキレイな写ルンです」って感じです。
ズームしたけりゃ近づく!これに尽きます。
ズーム機能はありませんが、画角を通常の28mmから35mmまたは50mmに設定できる「クロップ」機能があります。
無線LANとBluetoothに対応
今の時代、写真を保存するツールといえばスマホという方も多いと思います。
また、ブログなど撮った写真をタイムリーにアップしたいとなるとスマホやタブレットに取り込みアップするなんてことも可能です。
撮影画像の自動転送設定、スマートフォンから取得した位置情報の記録のほか、カメラの電源がオフの状態でもスマートフォンで画像の閲覧および転送ができる仕様となっています。
スマホ用アプリ[Image Sync]を使用することでアップロードも簡単に行えます。
サコログ的購入動機
購入動機を簡単にまとめると「オシャレにかっこよくキレイな写真が撮れるから」ってことかもしれない笑
サッと撮れるスナップシューターが欲しい
キレイな写真を撮りたいけど、一眼などの大きいカメラを持つのはちょっと気が引ける。
なんて人も多いのではないかと思います。
基本的にボクが撮りたいのはスナップショット。
スナップショットとは「ある対象の一瞬の表情をすばやくカメラで記録すること」。
作り込まれた画角や表情より、自然な仕草や自然な人のながれ、景色を撮りたい。
センサーサイズもスマホより大きくキレイな写真が撮れるのも魅力的に映りました。
だからサッとカバンから取り出してすぐキレイに撮れるGRⅢを選びました。
無骨なデザイン
コンデジを持つにあたり、所有欲を満たすデザインもボクの中では重要な要素です。
よりキレイな写真を撮る事が最も重要な目的であれば、一眼を持ち歩けば良い。
でも持ち物を少なくしたい人にとって、レンズ部分が出っ張っていたり、色んなレンズを持ち歩いたりする事はなかなか億劫。
GRⅢであれば単焦点だけど、GRⅢだけ持ち歩いていれば写真が撮れる事に惹かれました。
ま、真っ黒で昔ながらの「THEカメラ」って感じのデザインが男らしくてたまりません。
スマホのボケ感、広角撮影が苦手
近年はスマホでもボケ感のある写真を撮影することができます。
でもあのボケ感て、違和感ありませんか?
スマホが機械的に人物を認識してそれ以外の背景をボケさせるので、よく見ると人物のキワの部分がとても汚い。
どうように広角撮影もできたりしますが、なんかひん曲がったように見えません?
せっかく良い写真でもボケ感や広角に違和感があれば台無しだなと感じてしまい、スマホでスナップショットを撮ることはあまりしません。
でも、GRⅢの動画はお世辞にも良いとは言えないません。
また、子どもの運動会を撮影する場合ズームが必須なので、動画撮影はスマホ(iPhone SE2)を使用しています。
ちなみにiPhone SE2だと4K撮影が可能なのでとてもキレイです。
サコログ的作品例「サコフォト」
まだコロナの影響もありあまり多くの写真が撮れているわけではありませんが、いくつか作例を掲載します。
写真が増えてきたら「サコフォト」というページも作りたいと思ってます。
今回は「鹿児島旅行」のスナップショットです。
さいごに
無駄を削ぎ落したボディに惹かれる方、写真は主にスナップショットや物撮りがメインという方にはおススメのアイテムです。
アレブレボケさえも味のある写真になる、それがGRⅢです。
コンデジが気になる方は家電量販店などで一度試し撮りをしてみて下さい。
良さが分かりますよ!
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、また!