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HHKB(Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S) 購入レビュー①

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HHKB=唯一無二の所有欲

この言葉に尽きます。
打鍵感もさることながら、なによりこの所有欲を満たすこのボディー!!(ジャ○ネット風)

ボクは清水の舞台から飛び降りる覚悟でこの最強のキーボードを手にしたのです。

今回はPFUのHHKB(Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S)を購入しました。
でも購入までにいろいろ悩んだポイントがあったので、まずは「HHKBとは何ぞや」という方に向けてポイントをまとめました。

HHKB(Happy Hacking Keyboard)とは

多くの方が語られているこのHHKB。
プロ野球選手が最高級のグラブやバットを選ぶ、書道家が最高の筆を選ぶ。
それは至って当たり前のことじゃないですか。

PCを使って仕事をしようとする人にとって最高のスペックのPCを持つのはもちろんですが、周辺機器に気を遣うのも当たり前の事です。

PCの中で最も使うデバイスといえば、キーボードですよね。
いわゆる手の代わりだと思います。自分の手を自由に操りたいと思うのはごく自然なことだと思います。
そのキーボードの中で最高の製品がHHKB(Happy Hacking Keyboard)なんです!!

HHKB(Happy Hacking Keyboard)の特徴

①静電容量無接点方式

キーボードで最も重要なのが「打鍵感」です。
セブン銀行ATMのテンキー、押したことありますよね?
ちょっと押しただけで反応するし、押しやすくないですか?

実はあの打鍵感がHHKBが採用している「静電容量無接点方式」なんです。
キーボードには大きく4つの種類があり、それぞれ特徴があります。
静電容量無接点方式と比べ他の種類は価格は落ちるものの、チャタリング(1回の打鍵で文字が連続入力されてしまうような現象)が発生したり、打鍵音がうるさいなど、長く使い続けることが難しい設計になっています。

静電容量無接点方式…最高級の押し心地のキーボード
  • 最後まで押し込まなくても入力できる
  • 理論上チャタリングが発生しない
  • 寿命が長い
  • 価格が高い
メンブレン方式…一般的なに初めから付属しているキーボード
  • 安価
  • 使い続けるとチャタリングが発生する
  • 打つ人によってうるさい
  • キー入力をすると引っかかる時がある
パンタグラフ方式…ほとんどのノートPCのキーボード
  • 薄型で軽量
  • 静音性に優れる
  • 使い続けるとチャタリングが発生する
  • 耐久性に難がある
メカニカル方式…「カチカチ」という独特の大きな打鍵音
  • バネを採用していることにより、キーの沈み方と戻り方が滑らか
  • キー1つひとつに機械式スイッチがあり、メンテができる
  • 他と比較し打鍵音が大きい
  • 手の込んだ構造のため高価

②合理的なキー配列

押し心地がいいのは分かった。
でもそれだけならコスパを考慮したらメンブレンを買い換えたら良いんじゃない?って方もいらっしゃるはず。
HHKBは押し心地が良いのはもちろんなんですが、それに加え独特なキー配列をしているんです。
それは「『Controlキー』がShiftキーの上に配置されている」ことと、英語配列の場合「十字キーがない」ことなんです。

(英語配列)
(日本語配列)

(出典:HHKB公式ページ)

これにより、指の移動が最小限に抑えられキー入力による疲れを軽減してくれます。
はじめは違和感がありますが、すぐに慣れます。
そして慣れるとほんとに使い勝手が良い。

英語配列であれば十字キーもありません。
Shifthキーと組み合わせて入力することになります。
これは好みによると思います。

ちなみに私は十字キーのある日本語版を選びました。
はじめはこの配列に慣れていないから「やっぱ十字キーは必須でしょ」と思ってたけど、Controlキーの使い勝手の良さを体感すると、英語配列でも良かったかなと思ってます。

HHKB(Happy Hacking Keyboard)の種類

HHKBと言っても大きく3つのタイプがあります。
良い悪いではなく、三者三様に特徴があるということです。
サコログ的にまとめると以下の通りになります。

  • HYBRID Type-S:静粛性とBluetooth接続を求める方向け
  • HYBRID:Bluetooth接続と打鍵音を楽しみたい人
  • Classic:有線でも良くて英語配列を選びたい人

カラーは白と墨の2種類。
これはもう好みでしかないですね。
白のむかしながらのキーボードって感じも良いのですが、ボクはスタイリッシュな墨をチョイスしました。

HYBRID Type-S(35,200円)…フラッグシップモデル

  • 高速タイピング性(Speed)と静粛性(Silent)に優れたキー構造を採用
  • Bluetooth接続とUSB接続が可能
  • キーマップ変更機能
  • キー配列は「英語配列」と「日本語配列」の2種類でカラーは白と墨
  • 英語配列のみ「無刻印モデル」がラインナップ
  • 日本語配列のかな文字は無刻印

HYBRID(30,250円)…ハイ・スタンダードモデル

  • Bluetooth接続とUSB接続が可能
  • キーマップ変更機能
  • 英語配列のみ「無刻印モデル」がラインナップ
  • キー配列は「英語配列」と「日本語配列」の2種類でカラーは白と墨
  • 日本語配列のかな文字は無刻印

Classic(25,300円)…廉価版モデル

  • 接続はUSB接続(Type-C)のみ
  • キー配列は「英語配列」のみでカラーは白と墨
  • 無刻印モデルあり

さいごに

HHKBの特徴や種類がお分かりいただけましたでしょうか?
次回以降で購入動機や1週間程度の使用感をレビューしたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、また!