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Appleメモで完結する「知的生産×GTD」情報整理術

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最適なメモ管理術を見つけた!!

日々の暮らしや仕事のなかで、ふとしたアイデアを思いついたり、やるべきことを思い出したりする瞬間は誰にでもあります。
けど、それらの「思いつき」や「やること」は、5分、いや1分もすれば「あれ、あれはなんだったっけ!?」とあっという間に頭の中から消えてしまうことってないですか?(ボクは頻繁にある、、、)

そんな悩みを抱えている人にとって、「知的生産の技術」と「Getting Things Done(GTD)」を組み合わせることで最適なメモ運用ができることに気づいたんです!

そして、この2つの考え方はシンプルにAppleのメモアプリを活用することができます。

本記事では、Appleのメモアプリを使い、タグの2階層を設計して「思考」と「行動」を一元管理する方法について解説していきます。

知的生産の技術 × GTD の本質とは何か?

まずは「知的生産の技術」と「GTD」の考え方についてです。

この2つは、本質的に「思考と行動を切り分け、記録と再構築によってアイデアを生み出す」ことを目的としており、とても親和性が高いと感じます。

要はまずは一つの考え事やアイデアで書き出しておき、あとでそれを並べ変えたり組み合わせたりすることでタスク実行や新しいアイデアを生み出そうとする作業です。

知的生産の技術とは?

梅棹忠夫氏による『知的生産の技術』は、情報を収集し、それを加工してアウトプットへと昇華させるための方法論です。
キーワードは「断片主義」。
頭の中で一貫した長文を組み立てる必要はなく、小さなアイデアの断片をカードのように蓄積し、それらを後から構造化・再構成して活用するという考え方です。

GTDとは?

GTD(Getting Things Done)は、デビッド・アレンによって提唱されたタスク管理術です。
情報やタスクをまずすべて「inbox」というファイルにひとまとめに集めます。
そこから適切に分類し、必要なときに実行可能な形にしておくというフローが特徴です。

基本ステップは「inboxに収集 → 処理 → 整理 → レビュー → 実行」。

考え事やよしなしごとをまずは一旦頭の外に吐き出すことによって、頭の中がスッキリできるのが大きな特徴です。

なぜメモアプリなのか?その理由とメリット

多くの人がタスク管理やノートアプリに迷い、「結局続かなかった…」という経験を持っています。

そう、私もその一人、、、

Notionなどは機能が多く、習得に時間がかかる一方、Appleメモは以下の理由から最小の労力で最大の効果を発揮できます。

  • 即起動・音声入力に対応し、ストレスのないinbox運用が可能
  • タグ機能により情報の構造化が可能
  • Mac、iPad、iPhone間でiCloud同期
  • 課金不要、長期的にサービス継続が見込める安心感

つまり、知的生産とGTDを統合した「思考と行動の司令塔」として、Appleメモは非常に優秀なプラットフォームなのです。

タグによる2階層構造:頭の中を整理する軸

ただ、無秩序にアイデアややらなければらならい事を書き出すよりも、ある一定の規則に沿って書き出した方が、後々見やすいものです。

そこでAppleメモのタグ機能を活かすことで、頭の中の情報やタスクを「テーマ」と「性質」で分類できるようになります。
ボクは以下のようにタグ付けを行なって情報を整理しています。

✅ 第1階層:テーマ別(8つ+Inbox)
• #000-Inbox:思いついたことを全て放り込む「受け皿」
• #010-Family:家族に関する情報やメモ
• #020-Business:仕事、キャリア、社内ノウハウ
• #030-Blog:ブログネタ、記事構想、執筆アイデア
• #040-Football:子供のサッカーに関する事(練習メニュー、プレー分析等)
• #050-Fashion:服装管理、買い物メモ
• #060-Renovation:住まいやリフォームに関する考察
• #070-Lifehack:生活を効率化するための工夫
• #080-Food:美味しかったお店リスト、外食記録、食事改善のアイデア

🧠 第2階層:情報の性質(思考の素材)
• #001-素材:ネタや生の素材、引用元など
• #002-アイデア:ひらめき、発想の断片
• #003-観察:事実や出来事の記録
• #004-反応:自分の感情や気づき
• #005-問い:疑問、違和感、思考の起点
• #006-仮説:自分なりの解釈や仮の答え
• #007-ToDo:行動すべきこと

運用ステップ:Appleメモによる日々の流れ

私は下記のステップでAppleのメモアプリを活用し、知的生産の技術とGTDのエッセンスを盛り込んだメモ管理を行なっています。

ステップ1:何でも #000-Inbox に放り込む

まずは思いついたこと、気になったこと、やること、すべてをInboxに集めます。ここではとにかくスピード重視。タグはあとからつけてもOKです。

ステップ2:日々のタグ整理タイム

時間があるときに、Inboxに溜まったメモを見直し、テーマと性質に沿ってタグを振り分けます。この時点で #007-ToDo をつけておくと、やるべきことをすぐに抽出できます。

ステップ3:タグ検索とピン留めで再活用

Appleメモの「タグで検索」や「ピン留め」機能を使えば、思考の流れをすぐにたどることができます。仮説や問いから、新たな記事やアクションに発展させることも可能です。

実践例と応用のヒント

私は主に下記のような形で自身の思考をアウトプットするようにしています。

  • 仕事の指導方針を考える:顧客の言動を #020-Business + #003-観察 で記録 → #005-問い → #006-仮説 で指導方針を言語化
  • ブログを書く:思いついたアイデアを #030-Blog + #002-アイデア に → #006-仮説 → #007-ToDo で執筆へ
  • Inboxの快適運用:気づいた瞬間にApple Watchから音声入力 → メモアプリを開かず思考のスピードを止めない

あとがき:シンプルな習慣が、複雑な思考を支える

メモをとるとなるとどうしても「完璧な整理」を目指しがちですが、完璧を目指す必要はないかなと思ってます。

むしろ、日々の断片をこまめに記録し、それを後から再利用するという「習慣」が、知的生産と行動のスムーズな循環を支えてくれると思ってます。

このやり方を20年前からやっていれば、、、今頃ボクは成功を収めていたでしょう笑

Appleメモは、そのための「最小にして最強」の道具になります。今すぐ、タグ構造を試しながら、あなた自身の知的生産サイクルを作ってみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。
そんじゃ、まったねー!!