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電球界の二刀流
部屋の照明について、これまであまり意識したことはありませんでした。
ですが、「電球色(オレンジ色の光)」と「昼光色(青色の光)」では適したシーンが異なるという記事を目にしました。
調べてみると、これは単なる感覚の問題ではなく、科学的にも「光の色温度」が人間の集中力やリラックスに大きな影響を与えることがわかりました。
青白い寒色系の光は交感神経を刺激し、集中力を高める効果があり、逆にオレンジ寄りの暖色系の光は副交感神経を優位にし、リラックス状態をつくると言われています。
自室では照明はひとつのみ、間接照明を導入すれば2種類の光を分けることができるのかもしれないのですが、如何せんミニマル的ではない、、、
ということで今回SwitchBotのスマート電球を試してみました。
スマート電球を導入しようと思ったワケ

もっとも大きな理由は、和室に設置していたイサムノグチの「AKARI」が子どもの手によってビリビリになってしまったため、、、
なぜウチの子は家の中でサッカーをするのですか??
ということで、AKARIを自室に避難させるにあたり、どうせなら
「照明の色味を変えたい」
ということでスマート電球の導入を決めました。
コロナ以降、時たまする在宅作業やブログ執筆をするにあたり、日中は集中して作業したい。
けど夜はしっかりリラックスしたい。
そんなワガママを一つの照明で実現したい。
加えてスマホのアプリで色を切り替える電球があると聞いて興味を持ちました。
夜にベッドへ入った後、照明を消すためにスマホを触ること自体が習慣としてよくないと感じていたのも導入のきっかけです。
スマホの魔力は恐ろしく、なんの用事もないのについ触ってします、、、
そうすると寝る時間が遅くなっってしまい、翌日眠くなりパフォーマンスが下がる、、、
ボクは睡眠ログをApple Watchでとっているため、Apple Watchから照明を操作できれば、スマホを持ち込まずに眠りにつけると思ったのも理由。
この点はかなり期待していました。
なぜSwitchBotをチョイスしたか
スマート電球の選択肢はさまざまありますが、SwitchBotを選んだ理由は、「今後のスマートホーム化」を見据えたときに、拡張性が高いと感じたからです。
実は最初に購入したSwitchBot製品がこのスマート電球でした。
その後にSwitchBotスマートロックを導入したのですが、アプリ一つで複数の機器をまとめて操作・管理できる体験はとても快適でした。

ブランドを統一することで、一つのアプリですべてを操作することができるので、スマホの中身もスッキリするのは大きなメリット。
複数のメーカー製品を混在させると、アプリもバラバラになってしまいがちですが、SwitchBotはラインナップが広いため、今後エアコンやカーテンなども同じアプリ内で一括管理できると考えています。
実際に使ってみて感じたこと
使ってみて実際に感じた「良かった点」「難しかった点」をまとめてみました。
良かった点
色温度の調整がスムーズで快適

アプリから色温度や明るさを自由に変更できます。朝は白っぽい光でシャキッと目を覚まし、夜は暖色系のやさしい光に切り替えることで、自然と気分が整います。カラフルな赤や緑などの色も出せますが、実際には白〜オレンジ系しか使っていません(笑)。

Apple Watchで操作できる便利さ

ベッドに入ってから照明を消せるのは、想像以上に快適。
Apple Watchを装着していれば、手首の操作だけで済むので、スマホを寝室に持ち込まない生活スタイルを維持しやすくなりました。
ボクはコンプリケーションにSwitchBotアプリを配置して、すぐに照明を操作できるようにしています。
難しかった点
iPhoneやApple Watchがないと照明が操作できない
これは意外な落とし穴でした。
「スマホって常に持ってるからいつでもすぐに照明のオンオフができる」
と思っていたのですが、、、
自宅だと意外にスマホを持ち歩いていないときが多いんです。。。
たとえば、Apple Watchを充電中だったり、iPhoneを別の部屋に置いていたりすると、照明のオンオフすらできません。
これは思った以上に不便で、スマートであるはずの生活が、逆に不自由になってしまう瞬間がありました。
やっぱり物理ボタンが必要だった

今回は自室に設置したのですが、スマホを持っていない状態で照明を操作できないという状況がかなりのストレスでした。
スマホやApplewatchを持っていないシーンは地味に多く、結局SwitchBotのリモートボタンを追加で購入しました。
これまでの照明のスイッチに重ねて設置しています。
部屋にかならずオンオフができるスイッチがあるということは、アナログですが大切なことだと気づきました。
常にスマホを持ち歩いていないということは、スマホに依存しすぎていない生活になっているという観点からすれば良い状況であるとプラスに捉えています。
初期コストはやや高め
電球単体で1,980円、リモートボタンが2,480円なので、快適に使おうと思うと4,500円くらいします。
一般的な電球に比べれば高価ですが、生活の快適さを考えれば十分元は取れていると感じています。
まとめ
SwitchBotのスマート電球は、先日レビューしたスマートロックほど生活の質が大きく変わるというタイプの製品ではありません。
しかし、日常のちょっとしたストレスや不便さを解消してくれるという点で、「あったら便利だな」って感じの存在です。
特にボクにとって効果的だったのは、
- 夜、スマホをベッドに持ち込まずにApple Watchで照明を操作できるようになったこと
- リモコンや物理スイッチの数を減らせたことで部屋がスッキリしたこと
この2つです。
けっこうインパクト薄め&万人にはあまり刺さらない理由かもしれません。。。
でも今後は人感センサーやスケジュール設定なども試しながら、より快適なスマートホーム化を進めていこうと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
そんじゃ、まったねー!!