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この世はノイズか、ノイズ以外か
この携帯電話をミニマリストとしても有名なローランド様の名言をインスパイアして表現するとこうなります。
この言葉がピッタリだなと感じていますし、ローランド様も実際にこの携帯電話を所持しています。
余計な機能がない=ノイズがない
ノイズだらけの現代にぴったりな携帯電話がPunkt.のMP02 New Generationです。
今回はなぜ今の時代に携帯電話なのか、MP02 New Generationの概要紹介、そして使用感についてレビューしていきます。
MP02 New Generationを持つ意味=デジタル・デトックス
スマホやPCに余計なアプリや写真を保存していていざ必要な情報を保存しようとした時に
「容量がいっぱいで保存できません」
ってなったことありませんか?
ボクもミニマリストになる以前はそうでした。
そしてスマホやPCと同様に、自分の脳みそもスペックが決まっています。
余計な情報を常に受信し続けていれば容量が圧迫されて本当に必要な情報をインプットできなくなります。
芸能人のゴシップ、政治家のスキャンダル、公的機関での作業ミス、待ち時間中の不ネットサーフィン、、不要な情報ですよね。
世の中は実際の自分が生きていくに当たり不要な情報で溢れています。
しかもこれらの情報は脳の容量を奪うだけでなく、不要な感情までも生んでしまいます。
これらを元から断って必要な情報のみをインプットし、常に一定の感情で生活していく。
これた巷で言う「デジタル・デトックス」です。
スマホという情報源を元から断つことができるこの携帯電話はデジタル・デトックスにぴったりなんです。
MP02 New Generationのスペック
この携帯電話のスペックは以下のとおり。
ホントに必要な機能、、、というか現代には必要な機能も備わっていません笑
重さとサイズ
サイズ:117 x 51.3 x 14.4 (最も厚い部分) mm
重さ:100g
重さは100gなのでスマホと比べるとかなり軽いです。
サイズ感はiphoneSE(第2世代)と比較するとこんな感じです。
やはりスマホと比べると小さいので、たまにドコにしまったか忘れると見つけづらい時もあります笑
プロセッサー、OS
プロセッサーとOSはスペックを書いていますが、実際に重い作業はしないのであまり関係ありません。スムーズに動きます。
プロセッサー:Qualcomm® Snapdragon™ 210 processor,
2GB RAM / 16GB Storage
OS:Apostrophy (APHY version 1.0)
ネットワーク
動作確認ができているのは、「NTT Docomo」「Y!mobile」です。
ボクはちょうどYmobileだったのでスムーズに移行ができました。
3G WCDMA(3G): 1、2、4、5、6、8、19
4G 4G(LTE)FDD-LTE:1、2、3、4、5、7、8、12、 17、19、20
バッテリー
ガラケー単体として使うには十分なバッテリー容量です。
ただテザリングする場合は、、、使用感の部分で詳しく書きますがバッテリー消耗激しいです。
バッテリー:1,280 mAh lithium-ion
連続待ち受け: 180時間*
連続通話: 4.2時間*
機能
使用できる機能は最小限の機能のみ。
おサイフケータイ?PayPay??そんなもんあるわけないじゃないですか!笑
ただ、ここで重要なのは「テザリング」。
ネットの世界から100%離れることは仕事的にも不可能なので、PCは必須です。
サコログ的運用としてはガラケー+PCがベストだと考えています。
- 電話(ノイズキャンセリング技術、ハンズフリーオプション付き)
- SMS(スレッドメッセージ、モノクロ表意文字、MMS受信/表示機能付き)
- アドレス帳
- メモ(リマインダー機能付き)
- 時計(アラーム、ストップウォッチ、カウントダウンタイマー、世界時計)
- 電卓(足し算、引き算、掛け算、割り算)
- 月表示カレンダー
- インターネットテザリング
- 機内モード
- WLANまたは4G LTE経由によるOSアップデート
カラー展開
(出典:公式ページ)
カラーはブルーとブラックの2色展開。
ブルーは明るい青でどちらかというと緑に近い感じ。
機能に差はないけど、価格はブルーの方が少し高くなっています。
ミニマリストであればブラックということになりそうですね笑
使用してみた感想
およそ3週間程度使用した感想としては、デジタル・デトックスには最適なアイテムだと思います。
携帯電話としての機能は十分
通話音質、電波を拾う範囲など、iphone等のスマホと遜色なく快適に通話することができます。
それ以上でも以下でもありません笑
音量等の調整は通話中には難しいので、事前に調整しておく必要があります。
デザインが美しい
なんといっても一番の特徴はデザインの美しさ。所有欲を満たしてくれます。
それもそのはず、プロダクトデザイナーJasper Morrison氏が手掛けた作品です。
Jasper Morrison氏といえば無印良品のカトラリーやJINSとのコラボアイテムが有名です。
Jasper Morrison氏は「スーパーノーマル」という哲学をもとにシンプルで実用的なアイテムを作りだしています。
メニュー構造はとてもシンプル。
左下の電話帳ボタン、メッセージボタンからそれぞれ電話、SMSにワンタッチでアクセスできます。
また、その他の機能もショートカットを設定することができてとても便利。
よく使うカレンダー、計算機、テザリングもワンタッチで呼び出すことができます。
また、充電はみんな大好きUSB-C。
おかげさまでケーブルが一つになってミニマリスト的にも大満足です。
呼び出し音がカワイイ
着信音は、ノルウェーのサウンドアーティストであるKjetil Røst Nilsenによって作成されています。
昔のガラケーを思い出させる電子音から鳥の鳴き声まで、18種類の着信音から選択できます。
この着信音ならあまり受けたくない電話でも楽しく受けることができるようになります(当社比)。
ネットを触る機会が減り、時間が増えた
この記事を読んでいるアナタも、ローランド様も、イーロン・マスクも、唯一平等なのが「時間」です。
この大切な時間をスマホに使うのはもったいないと思います。
これはこの携帯電話を使うことによるデジタル・デトックスの効果ですが、物理的にネットにアクセスできないので必然的にネットに触れる機会が減りました。
はじめはホントに手が震えるくらいストレスが溜まる感覚がありました。
でも2週間も経てば慣れてきます。
それでQOLが落ちたかといえばそこまででもなく、むしろ気持ち的に色々なことをする余裕が生まれ、行動につながっていると感じます。
ネット繋がってなくて面倒くさいなと思うことは「支払い」と「スケジュールの把握」です。
支払いはEdyに移行することで解決しました。
スケジュールはGoogleカレンダーで仕事とプライベート併せて管理をしているのですが、確認の都度PCを開くのはめんどくさいですね笑
テザリング時の充電持ちはイマイチ
これはこの携帯電話の最大の弱点。
テザリングすると充電が驚くスピードで減っていきます。
2時間程度使用するとおよそ30%は充電が減ります。
携帯電話の大きさはある程度あるので、ここはもう少し改善してほしかったところ。
SMSは送るのが億劫になるかも
フリック入力に慣れてしまったボクにとって、以前のような「お」を表示するためにボタンを5回押さなければいけないことはかなり億劫です。
そもそも周りとの連絡を多く取らないことが前提のアイテムなので、SMSも送りにくいほうが良いのかもしれませんが、、、
また、改行が記号一覧の3ページ目にあり、キレイに改行されたメールを送ることは諦めざるを得ません笑
こんな方にオススメ
ボクがこの携帯電話を購入した目的は「不要な時間を削り、ブログを書く時間を捻出するため」でした。
やはりデジタル・デトックスをしたい方にとって「携帯電話+テザリング機能」があるアイテムであれば、程よい距離感でネットと繋がれるのでオススメです。
ボクは試せていませんが、Androidスマホをお持ちの方であれば、事前にWindowsとスマホを連携しておけば、SMSをPCから送ることができて楽チンになるかもしれません。
ただ、個人的には2台目の携帯として持つことはオススメできません。
それはなぜか!?
そう、めっちゃ高い(ブラックで44,800円)んです笑
なので2台目の携帯電話として安いアイテムを持ちたい、という方にはNichePhoneをオススメします。
さいごに
この記事を書きながら、「不便が便利になること=快適になる」とは限らないなーと感じました。
「スマホで支払いが楽になる=不要なものを買うハードルが一つ下がってしまい、無駄なものを買ってしまう」という見方もできると思います。
今回、Punkt. MP02 New Generationを購入することによって、「本当に自分が欲しい物、やりたいことはなんだろう」と考える機会が多くなりました。
あたなも無駄なネットサーフィンの時間を削って、本当にやりたいことをやってみてはいかがですか?(不便だけど笑)
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、また!!